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院長のひとりごと

鍼灸・指圧治療院の院長が日々考えることをつづります。

業団のはなし(2)

2008-02-18-Mon-20:59
業団の話

時に大正15年4月3日 静岡県立葵文庫の2階会議室で県下東西の鍼灸按摩師の代表が集り、静岡県鍼灸按摩マッサージ連合会結成創立式典が行われたのです。

大正の初め頃から県下の業団を団結すべく、連合組合の必要性を多くの同志に説いて廻ったのは静岡の沢常二氏でした。

沢氏は小山忠吉氏を説得したのち、次々と県下に散在する組合をまとめる為、各地の重なる実力者たちに働きかけていきました。

島田の杉浦次郎作氏、藤枝の遠藤弥作氏、清水の海野富次氏東部の宮崎嘉ェ門氏、浜松の新見米助氏、二俣の鈴木宗作氏などそうそうたるメンバーの名前が挙がっています。

ただ、各市町村単位に作られていた組合は相当数あり、特に伊豆、御殿場を中心とした東部地区の古い組合は想像以上に多く、その古いしきたりと盲人特有の閉鎖性を打破して新しい一つのものにまとめようとするには大変な努力が必要だったのであろうと思われます。

沢氏の辛抱強い説得が、沼津の和田真道氏、熱海の加藤辰三郎氏、小松馬太氏、大仁の富田集石氏、伊東の間野健蔵氏、富士の小林茂三郎氏などの強力な賛成を得て連合会へのあゆみを前進させたのです。

実はこの話、「県師会の創立60年記念誌」より拝借しておりますが、本当に生みの苦しみが切々と綴られていて、初代会長の沢常二先生には頭の下がる思いで、胸が一杯です。

この後、戦後のGHQの「鍼灸廃止論」や中央の業団が2つに別れていく模様など、またの機会にお話しすることにします。

院長の治療院
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